高所作業は体力の消耗や精神的な疲労、
そのうえ風圧や震動などにより常に危険にさらされています。
高所で作業する人々が安全に、そして自由に
作業していただくことを目的に開発された
画期的な製品です。
一般には「安全ブロック」や「セーフティブロック」等と呼ばれます。
土木、建設、造船、橋梁、鉱山、電気工事、あらゆる高所作業にぜひご利用ください。
密封されたアルミ合金製のケース内には、ワイヤロープを巻き取るドラムがあり、それに内蔵されたスプリングの力により、ワイヤロープが巻き取られます。
又、遠心力によるラチェット機構が組込まれており、引き出し速度により、自由に引き出されたりロックしたりする構造になっています。
注)SLM-12,15はステンレスボディです。
ワイヤロープは、人の歩く程度の速さ以下なら自由に引き出せますが、その限界速度を超えると瞬時にラチェットが、ドラムまたはケースに固定されているラチェットホイールにロックし、ロープの繰出しが停止し、墜落を阻止します。
ロープをゆるめると、ロックは開放され再び引き出すことができます。
注)SL-30H,35H・SLM-12,15は、緩衝装置が組込まれていますので、
落下距離はSL-7H, 10L,17H,25Lに比べ長くなります。
・全機種ともスプリングによる
自動巻き取り式ですので、ワイヤロープが
ゆるんだりすることは無く、
安全に自由に作業することができます。
商品詳細はこちら↓
人体用:SL型(ロープ長さ7〜35M)
人体用(ステンレスボディ):SLM型(ロープ長さ12〜15M)
人体用(樹脂ボディ):BL型(ベルト長さ6〜10M)
剛体用:SLG型(ロープ長さ6〜18.5M)
杭打ち機に設置する場合、震動や強風などによりSL本体が激しく揺れることにより、
杭打ち機本体に打ち付けられボディが破損するおそれがあります。
図のようにSLを鉄板などで囲い、使用する事を推奨します。
※厚生労働省労働安全衛生総合研究所の「安全帯構造指針」に基づいての試験方法です。
■試験方法
試験方法セルフロックの上端を、構造物に設置されたロードセルを備える固定アンカーに取り付ける。
セルフロックからワイヤロープを600㎜引き出し、落下体を落下させる。
衝撃荷重及び落下体の落下距離を測定する。
1.セルフロックは、安全を期すため使用、未使用にかかわらず、必ずご購入後3年以内に、その後3年毎にメーカーの検査(総点検)を受けてください。
2.墜落事故で作動したセルフロックは、絶対に再使用しないでください。必ずメーカーの検査(総点検)を受けてください。
3.セルフロックの取り付けおよび使用の前に、取扱説明書を注意深く読みご理解いただいたうえで正しくご使用ください。
4.-10℃~+50℃の温度範囲でご使用ください。
水平移動の作業には絶対に使用しないでください。墜落時に横揺れし非常に危険です。
作業開始前の点検は必ず実施してください。
ワイヤロープがたるんだままで使用しないでください。ワイヤロープにたるみが生じた場合は、少し引き出してから巻き取らせてください。
セルフロックは必ず安全帯と併用し、安全帯のD環にセルフロックの安全フックを直接取り付けてください。(セルフロックの安全フックを安全帯のフックに取り付けて使用しないでください。)安全帯は落下傘形式のものをおすすめします。ヘルメットも忘れずに着用してください。
安全フックの外れ止めが閉じていることを確認してください。
アングルやH形鋼等の鋭い角に、ワイヤロープを接触させないでください。作業者が移動するとき、ワイヤロープが構造物に接触しないように注意してください。
引き出したワイヤロープは手を放して巻き取らせないでください。ワイヤロープが急速に巻き取られ、セルフロック本体やワイヤロープが損傷し非常に危険です。
ワイヤロープを形くずれやキンクさせないよう注意してください。
セルフロックを投げたり、ぶつけたり、引きずらないでください。
作業終了後は、ワイヤロープを必ず本体内に収納してください。
屋外に取り付けたまま野ざらしにしないでください。内部のサビにつながり非常に危険です。
高湿や強酸性等の腐食性雰囲気、あるいは粉塵の多い場所等の使用環境の悪い場所では各部のいたみが激しいので、頻繁に点検を行なってください。
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